訓練中に口内で空砲発射 高知駐屯地の3等陸尉停職
陸上自衛隊高知駐屯地(高知県香南市)は28日、訓練中に自らの口内で空砲を発射し、小銃を不正に使用したとして、第50普通科連隊の30代の男性3等陸尉を停職3日の懲戒処分にした。
高知駐屯地によると、3等陸尉は昨年10月13日、陸自東富士演習場(静岡県御殿場市)で戦闘訓練に参加。午前6時20分ごろ、携行していた小銃の銃口を自分の口の中に入れ、空砲を発射した。
発射音を聞いた周囲の隊員が駆け付け発覚。3等陸尉は、外傷性口中創傷で1週間のけがを負った。「全く覚えていない」と話しているという。
第50普通科連隊長の石田祐司1等陸佐は「自衛官として絶対にあってはならない行為。隊員個々に対する指導の徹底を図る」とのコメントを出した。
一般の人は空砲は殺傷能力は無いと思っている人が多数だと思います。
しかし、空砲でも通常は銃口の前には5m以内は危険範囲だし、空砲発射で発生するガスが体内に入ると皮膚が壊死していく。
こも事案の隊員は明らかに死ぬつもりだったと想像できる。
一体彼をここまで苦しめたのは何だったんだろうか?